フランス留学日記〜きっかけ。

※この日記は2019年に二年前の当日を追いかけながら、現在の気持ち、そして当時の気持ちを振り返りながら綴っています。
(しばらくしたら更新日時も2017年に変えます。)
こんにちはソムリエドラマー サクリーヌです。
二年前の今日、いよいよ出発の前日となりました。
今となれば結局、3ヶ月後に帰国する選択をするわけですが、この頃は抱えている仕事もすべて辞め、人生がどう転がっても良いような決意は固まっていました。
もうこの頃になれば「なんでフランス行くの?」ということを聞かれることは少なくなってはいましたが、一体なぜ私がフランス行きを決めたのか、少しお話しようと思います。
フランス留学ではない、きっかけ。
一応意味があるのですよ。フフフ
そもそも海外生活を考え始めたのは、2020年開催のオリンピックが東京に決まった頃でした。
当時イベントナレーターとして、婚礼司会者としてのキャリアアップ期、真っ只中にいたサクリーヌは
「2020年東京オリンピックに向けて今の自分よりスキルアップして、東京オリンピックで仕事をしたい」と思っていました。
そう、イベントナレーターとしてでも声の仕事を扱う人間としてでも、なんにしても、今よりもっとスキルアップして大きなステージに立ちたいというのが当初の目標でした。
今考えれば、痛いねwww
・・・とこれまた安直に考え始めます。
と考えたとき、ふと浮かんだフランス語。
学生時代専攻だったフランス文学だったにもかかわらず、未だに自由に扱えない言語であるフランス語。
これは今こそ喋れる様になるチャンスでは?!
そう思ってフランス語の勉強を再開したのが2015年頃。
そして、なんでも飛び込んで環境を味方につけたほうが早いと考える私。
語学を手に入れたいならば現地に行って生活するのが一番である。
と考えたわけです。
そうやって渡仏に向けていろいろと動き出し、どの様に生活するかも考え始めます。
結局事件は現場で起きているんだから教室を飛び出して生きたフランス語にガンガン触れていこう!
ということは、一箇所に定住するのも必要ないな。
色んな所行けば良いんじゃないか??
でも目的がなければ、ただ遊んで終わっちゃうよね。
いつも旅に行くとつないでくれるのは「音楽」だった。
教室にかじりついて勉強するわけではないけど、別に遊びに行くわけじゃない。
こうやって、過ごし方が決まって行ったのです。
つまりね、
語学を会得するには現地に行け。
→ せっかくなら自分の興味と得意分野を伸ばしに行こう
→「音楽とワイン」を軸にする。
なぁんて感じで進んでいきました。
学校に通わないって思った理由。
それは、実は学生時代に1ヶ月の短期留学でパリにいたことがありまして。
その時は真面目に学校決めていったんですよね。
しかし、たった3週間の午後だけの授業なのに2回くらいサボったwwwwww
そんな自分の性格も知っていての決断でした。
ちなみに、滞在後1ヶ月くらいしてから、フランス語のシャワーを浴びながら学校に行く重要さにも後々気づいたりもしたわけでしたが、まぁこの頃はそんなこと微塵も思っていませんでしたね。
そして一年くらい行くつもりならビザを取らなければいけません。
が、
ここもまた学生時代の経験から。
こうやってブログに書いて良いことなのかどうかわかりませんが、
15年前くらいはまだビザ無しで滞在しようと思ったら意外とできたりしたのですね。
昔の料理人、お菓子職人は復路の航空チケット破って、そのまま滞在して、ほぼ無賃で働きながら修行する、なんて話も珍しくなかったし。
学生時代、日本のものを売っている雑貨屋さんの店長さんに目をかけていただけて、
「Youフランスに残っちゃいなYo!」って言われていたのです。
ただ当時はまだ真面目な学生サクリーヌ、卒業式も残しているのでおとなしく帰国したのですが、そんな経験があったから、「ビザなしで行って、なにか出会いがあったらそのまま残ってしまうのも人生だ!」
なぁ〜んて考えて、航空チケットと最初の滞在場所だけ決めました。
そして大して万全な準備をしていたわけでもなく、決めていた日程だけが迫ってくる日々。
正直不安がなかったわけではなく、
昨日なんて、いまさらながら改めて不安を感じたわけで。
そして、明日を迎えるわけでした・・・・。
つづく。。。
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